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【リヴァイ】いつか地平線を眺めるなら【進撃の巨人】

第49章 ◇第四十八話◇ポジティブシンキング【恋の行方編】


「ねぇ、ペトラは本当に他に好きな人が出来たの?」

私がペトラに訊ねると、なぜか2人とも真っ青な顔で私を見た。
心臓が止まったのではないかと心配になるくらいに、目を見開いてかたまっている。
もしかしたら、私は、言ってはいけないことを言ってしまったのかもしれない。
数秒だっただろうか。
かたまっていた2人は、同時に焦ったように叫び出した。

「おいおいおいおい!どういうことだっ!おれは聞いてねぇぞッ!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁあああああああああッ!」

オルオがしきりに何かを怒鳴っていたけれど、ペトラが耳を塞いで大声で叫ぶから聞き取ることは出来なかった。
ただ分かったのは、ペトラの心変わりの話まではオルオには伝わっていなかったということだ。

「…ごめん。冗談だよ。オルオ。」

その後、私はオルオに盛大に怒られた。
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