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ここは私達の世界です【HUNTER×HUNTER】続番外編

第6章 セミが泣く








8月のある日



私達はささやかなパーティーを企てていた

きっかけは私がある物を欲しがった事

そして本日の午前、其れが届いたのだ………





「流しそうめん機届きました!」


「ふーん。」



少し大きめの段ボールを抱えてはしゃぐ私に彼は間延びした声を漏らす

今彼は情報番組に夢中な様子で持ち上げたカップがそのままになっていた


テレビ画面に映る映像は芸人さんの芋掘りの様子


とりあえず可愛くて胸がギュンッと変な音を立てたので連写で彼のキュートさをメモリに残してから段ボールを開いた


流しそうめん機とは言っても家庭用の平凡な物で麺がクルクルと回るだけなのだがそれでも只お皿から麺を善そうよりは断然楽しい雰囲気を作ってくれる一品


そして秘密兵器、家庭用かき氷機!!

これも数日前に届いた代物で水色にペンギンのイラストが可愛い


私はこの2つが揃う日を待っていたのだ


宴だ!!!!!!



私はひとり意気込みキッチンに立った






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