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【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】

第8章 爆心地ヒーロー事務所!



爆心地は私の頭をポンポンと撫でて電気くんと一緒に会議室へと向かった。

私は使った皿を洗ったり後片付けをしてから食堂を出た
食堂から駐輪場へと向かう途中トイレに寄ろうとした時、隣の男子トイレから轟社長が出てきた。

「雪乃もう定時過ぎてるのに、こんな時間まで何してたんだ?」

『(ゲッ…面倒なのと会っちゃったよ)轟社長、お疲れ様です。今日はちょっと師匠から麻婆豆腐の作り方を教わってて…』

「師匠?」

『…爆心地のことです』

「爆豪か…雪乃虐められてねぇか?大丈夫か?」

『電気くんと全く同じこと言ってる』

「上鳴も居たのか」

『電気くんは師匠を呼びに来てただけですけどね』

「そうか…飯食い終わって会議までの空き時間パトロールしてないでずっと居ればよかった」

『多分ずっと居たら師匠に追い出されてたと思いますよ』

「だろうな」

『会議そろそろ始まるんですよね?もう行った方が良いんじゃないですか?』

「…そうだな。雪乃明日の仕事終わりも食堂に居るんだよな?」

『さぁ、どうでしょうね?』

失礼しますと付け加えて女子トイレに逃げるように入る。

トイレを出たあとは轟社長の姿も無く、私は帰路へと向かう。

実家の裏口の鍵を開けて入る

『ただいま〜』

「おかえりなさい、雪乃ちゃん今日お店の原付使ったでしょ?」

帰ってるなりお母さんにそう言われて、うんと答える

「出前の時浩志くんが原付無くて困ってたからちゃんと謝っておきなさいよ」

『そ、そうだったんだ。ごめんなさい。ちゃんと浩志くんにも謝っとくわ』

「今日お店の手伝いはいいからショート事務所に行って自分の原付取ってきなさい。」

『うん、そうするよ』

私は浩志くんにお店の原付乗ってっちゃってごめんねと謝ってから実家を出てショート事務所まで原付を取りに向かう。

原付では45分で着くショート事務所、電車と歩きで行くと2時間くらいかかるからかなり不便。

でも、今は電車と歩きで行くしかないから私は片道2時間の長い道のりを歩く。
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