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【ヒロアカ 】変態に好かれても良いことなんてない!【轟焦凍】

第8章 爆心地ヒーロー事務所!



不貞寝を決め込んだまま爆睡して次の日の朝
私の熱は下がっていて健康そのもの。

今日からまた仕事だからちゃんと風邪治せて良かったと安堵したのも束の間…

トゥルルル…トゥルルル…

私の携帯の電話が鳴った。

クックコーポレーションからだ。

『はいおはようございます。柚川です』

《あ、柚川さん急で申し訳ないんだけど今日から一週間爆心地ヒーロー事務所に行ってもらうことってできますか?》

『え、爆心地ヒーロー事務所に?』

訳を聞いてみるとどうやら爆心地ヒーロー事務所の社員食堂で定年退職するおじさんの替わりが入ってくるまでの繋ぎとして私に一週間だけ爆心地ヒーロー事務所に行くよう要請が入ったらしい

《一週間後にはちゃんと代わりの人が来るから…一週間だけお願いします!》

『分かりました。』

私は身支度を整えてお店に降りて薬味の仕込みだけして出かける

ショート事務所が原付で45分かかるのに対して爆心地ヒーロー事務所は原付で10分

爆心地ヒーロー事務所の方がうちからだいぶ近いのだ。

轟社長とはいろいろありすぎてなんか顔合わせづらかったし、丁度いいかもなぁ

いつも使ってる通勤用の原付は映画を観に行った日にショート事務所に置きっぱなしにしてあるからもう一台のお店の原付を借りて通勤した

『おぉ!ここが爆心地ヒーロー事務所!!』

和風なショート事務所とは一変ワイルドな感じの事務所

正直こういうワイルド感好きだったりする

原付を止める場所を探してウロウロしていると

「お!そこの彼女可愛いじゃーん!新入り?」

金髪に黒の稲妻メッシュが特徴的なチャージズマが話しかけてきた。

『え、あ…私はクックコーポレーションから一週間だけ派遣されてきた柚川です、よろしくお願いします』

「クック?あー、社員食堂のスタッフさんか!よろしく〜柚川何ちゃん?下の名前も教えて!」

『雪乃です』

「雪乃ちゃんか〜良いね!可愛い名前じゃん!仲良くしようぜ!」

左手を掴まれチャージズマの両手に包まれる

『はい…』

そのあと駐輪場の場所を聞くとちゃんと案内してくれた。
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