第5章 魔法使い
身体にフィットした真っ黒なドレス、琉夏に跨がる美奈子の腰からお尻、その黒いシルエットが真っ白な彼の正装の上で艶かしく身じろぎ動く。
「……足りなそうだね」
「んっはぁ、あ……」
「何本欲しい?……やっぱ、お前のここに直接聞こうかな」
「……っ、やぁん…ぁ!」
そう言って琉夏が突然自身の脚を左右に大きく開脚させた。
自身のベッドに深く座る琉夏、その上に跨がる美奈子の脚も彼が脚を開けばつられて左右に大きく股を開く事になる。
より愛撫を受け易い体勢となったそこを抜き挿しする指を二本に増やした琉夏の手、それが快感の抽送を繰り出す動きを徐々に徐々にと速めていく。
「……んンッ、んやっ」
長細くて綺麗な琉夏の指…
それがコリコリと内襞を引っ掛けながら
『ヌチュッズチュッ』と美奈子の中を出入りし、その度にじゅんじゅんと溢れる愛液が膣口から漏れ、琉夏の手首にまで垂れ落ちた。
グロスに濡れた紅い唇、長いアイライン。
白く細い首に幾筋も流れる後れ毛と、小振りながら形の良い二つの胸の円みをふるんと揺らして悶える様子。
普段よりも淫らに見える美奈子を真正面に望む琉夏が、フッと目を細めて笑う。
「……悪いけど俺の右手には、五本しか指は無いんだけど?」
「…っ、え?」
「フル活用だね。お前は余程俺の手を酷使させたいらしいね……」
「ゃ、あ…何っ…ぁ、そこ、駄目……ッ」
いつの間にか三本目を付い足されていた指での律動、琉夏の長い指をそれだけ膣内に納めれば快感も際限無くて、泉のように愛液は溢れた。
『ちゅくっヌチッ』と肉襞を擦り上げる指、更に琉夏の親指が指先の腹を使って小さな性感をぐにゅりと押し潰してくる。
「駄目っ、駄目、そんなに擦られたらイッちゃ……!」
「その為にやってるんだよ」
「んンッ……!」