第5章 魔法使い
脇にあるジッパーを下ろした途端に締め付けを失くしてゆとりを持ったドレスは、うなじにあるホルターの括りを解いた瞬間に琉夏の前に二つの膨らみを露に曝けさせた。
シュルッと腰周りまで一気に落ちるドレスの前見頃、漆黒の生地から一変、目の前に現れた真っ白な柔肌に琉夏が唇を寄せる。
「いつもより白く見えるね……目の錯覚?いや、美奈子は元から白いもんね……見て、簡単に痕が残る」
「……っ!駄目、琉夏ちゃんっ、キスマークは……」
「魔除け、気にしないで」
「魔除け……なの?」
「そう、最低でも五人は思い当たる節があるから……五ヶ所付けるか」
「だ……駄目!」
「冗談」
悪戯な琉夏の笑み、それが自分の胸元にあるのを見下ろしているという状況。
ワックスでセットされた毛先が胸の膨らみや鎖骨を撫でていき、端正な顔立ちが胸元に埋まる今の状態にきゅうっと愛しさが募る。
「あ…っ…琉夏ちゃん……」
琉夏の唇が下着を胸下へとクイッと下ろし、それだけでいとも簡単に乳房はふるんと現れる。
既に下半身から与えられる刺激が伝わり勃起した胸の頂を、薄く形の良い唇が『チュクっ』と含んだ。
「……ん、あっ、あ」
口腔内に含まれた桃色の突起は舌先に転がされ、啄められたり吸われたりする度に『チュっチュクッくちゅ』と唾液の混じったリップ音が響き、先程から絶えず割れ目にスライドを繰り返す中指が、『つぷッ』と膣内に挿入してきた。