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蝶と蜘蛛

第43章 裏門坂レース


あの幹の話から4日後。
今日は幹の話していた今泉くんと小野田くんのレースがある日だ。
私は気になって朝からずっとそわそわしていた。

「茉璃、ソワソワしすぎショ。そんな気になるか?」
『え、あぁ、バレました?というか覚えてたんですね、レースのこと』
「そりゃ、あんな楽しそうに話されちゃあな」

部室で部活の準備をしながら裕介さんと雑談していると、田所さんと金城さんがやってきた。

「ん?レース?なんの話だ?」

そう私に訪ねてきた田所さんに裏門坂レースの話をすると2人とも興味が湧いたようで少しそのレースを見てみようという話になった。
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