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【鬼滅の刃】ウタカタノ花

第14章 二つの刃<肆>


時間は少しさかのぼり・・・

「そうか」
鎹鴉からの報告を受け、産屋敷耀哉は口元に笑みを浮かべた。

「【六人】も生き残ったのかい。優秀だね」
鴉の頭を優しくなでながら、彼は心よりうれしそうな声色で語り掛ける。

「また私の|剣士(こどもたち)が増えた。どんな剣士になるのかな」
そこまで言ってふと耀哉は、ある事を思い出し鴉に尋ねた。

「そうだ。その中に彼女は――【青髪の少女】はいたのかな?」
鴉が肯定するようにうなずくと、彼は目を閉じ空を見上げる。まるで遠い記憶を呼び起こすように。

「もしもあの伝承が正しければ、彼女は【ワダツミの】・・・」

彼の独り言は鴉以外の誰に聞こえることもなく、遠い彼方へと消えていった。
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