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【オビ】追い続ける【赤髪の白雪姫】

第4章 オビの監視








『えー!今日は私がオビ担当ー?』





オビ及びハルカ侯爵事件があってから数週間




穏やかな朝日が差し込むテーブル



今日はとても風が和やか

その心地良さに晴れ渡るような心持ちで



珍しく3人と朝食を共にしていた



いつもは兵舎の食堂で済ませてしまう事が多いのだが


ゼンの気まぐれに付き合い
今日は別室で3人で食事だ



こうしてゼン達と朝ご飯を食べるのもいいものだな

と1人満足気に微笑んでいたというのに




白雪が試験の今日

オビの世話係に任命されてしまった




「仕方ないだろ。3交代制なんだから」



『でも今日、白雪試験…』



「オビ担当でも顔は出せるだろ

それに昨日はたっぷり休暇をやったんだから
嫌な仕事もきっちりこなせ」



『えー…ミツヒデー…』


「頑張れ」





こんな事なら
昨日休暇なんて貰わなければよかった


いやでも

一昨日の夜から衛兵達と酒盛りをして
大いに楽しんだ



それは本当に楽しかったのだし

仕方ない…。諦めるか…。



がっくりと肩を落としたさやに
ミツヒデはよしよしと頭を撫でる


甘えるようにその手に頭を擦りつければ
ミツヒデはぎゅっと優しく抱き締めてくれる





いつも落ち込んでいる時や

疲れている時



ミツヒデやゼンにこうして貰う




すると

体の奥底から元気が湧き出てきて



ゼンや2人の為に、私は何でも出来る

そんな気がするんだ





「木々…この2人付き合ってるのか?」


「何言ってるのゼン
貴方とさやもいつもあんな感じだよ」





なんだかピンク色のオーラが見える2人に
木々とゼンは呆れ顔

こそこそと耳打ちをするが
木々にそれこそ呆れたように言われ

顔を引き攣らせるゼン



誰も彼もにそんな事をしている訳では無いと

釈明しておいた方がいいのだろうか



それよりも今はどう無事に過ごすか



かな…









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