第34章 お仕置きっス
あからさまに喜助を避けるように先を歩き始めた琴乃
「しゃァないやろ、ウチの姫さんがどうしても言うんやから」
「はぁーーーー」
ガックリと肩を落とした喜助の肩をポンと叩いた
宿についた4人は案内された部屋へと腰をおろした
「ねー紫苑!温泉いこーよ!温泉!露天風呂だよ!」
「あ、ちょっと琴乃!」
紫苑は部屋につくなり琴乃に強制連行された
「俺らも行くか」
「えー平子サンと入るんスか」
紫苑と混浴行きたかったっス…
温泉から帰ると喜助さんと平子隊長は既にあがって、部屋で寛いでいた
「おかえり」
「ただいま」
紫苑はその足で喜助の前に座る
「まだちょっと濡れてるっスね」
紫苑の髪を丁寧に乾かしていく喜助
この時間が好きで、紫苑はあえて髪を半乾きにしてきた
「だからあんまり乾かさなかったのね」
「琴乃、俺の髪とかしてくれや」
「はいはい」
琴乃は平子の長い金髪の髪を丁寧にとかしていく
「おわったっスよ」
「ありがと」
「こっち向いて」
紫苑を自分に向かせると、喜助は紫苑の胸元に小さな機械の光を当てはじめた
「なんやソレ」
平子と琴乃が不思議そうに2人の行動を見つめる
「発信器の動作確認っス」
「定期的にやってもらってるんです」
「はーご丁寧なモンやなぁ」
喜助の持っていた機械を紫苑が預かると、今度は同じように喜助に光を当てはじめた
「あ、食事が来たみたいだよ」
仲居さんが豪華な食事を並べ終えるのを待って、食事に手をつける
「美味しいー!」
「これもあれも美味しいー!」
「「ねー!」」
息がピッタリの2人を微笑ましく見る喜助と平子