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人類最強が見つけたクソガキ【進撃の巨人/リヴァイ】

第5章 生きてく強さ




そろそろ戻らなければ夕飯を食べ損ねてしまうので馬達に別れを告げてリリアと食堂へ向かう。


「それで?兵長への気持ちはズバリ?」
「いやそれはまだ。正直に受け入れたって何だかよくわかんねぇよ。」

直接会話したのはまだ2回しか無いのだ。
リリアはなんだか意地悪な顔をしてるけど、なに?楽しんでるでしょう?さっきまでの優しさはどこに置いてきた?厩舎?

「まどろっこしいわね!恋でしょ!それね、一目惚れってやつだから!」
「めんどくさい性格好きって言ったじゃん。見守ってよ」

も~!なんて言いつつどこか楽しそうなリリアに今日のごはんなんだろね~なんて言えば誤魔化してない!?と怒られる。


こんなやりとり、いつまでやっていられるのかな

調査兵団に入れば過酷な毎日が待っている筈だ

でも今日のこの思い出も私をきっと強くする。



兵長への気持ちがなんなのかはまだよく分からないけど

リリアが言う様に、それが恋なんだとしても

全部受け止めて

生きてく強さに変えていけたらいいな。





「あ、さっきの厩舎での話キースにも教えていい?」
「良い訳ねぇだろ!!!」


やだー話したーい!と走り出してしまったリリアを本気で追いかけて周りの兵士達に不思議そうに見られてしまった。
しかもリリアを捕まえた後「さっきから言葉遣いが悪いわね」と何故か逆に怒られた。


なんかリリアにはいっつも勝てない!くそう!





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