第45章 天体観測【ドフラミンゴ】
ロー
「長くて一週間、早くて今日だ
昨日突然、おかしくなったと主旨のない連絡が来て、来てみれば既に手遅れだ」
ハッキリ言われた言葉に妙に心が冷えていく
暗くなったのは俺の目の前だったか
頭を軽く押さえて首を振る
一番不安なのはだろう
は、だから星は死んだ人間と言ったのか
ロー
「おい、しっかりしろ!」
声でハッとする
が苦しそうに息を吐いている
ローが処置しているが俺は見ていることしか出来ない
そんな腹立たしさに歯ぎしりを繰り返した
ロー
「大丈夫か」
「…………ロー、ありがと
ドフィ、ごめんね
でも、好きだよ」
そう言って目を閉じた
ローがすかさず寝ただけだと言って一瞬安心したが、それでも死が近いのは確かだ
俺は花や果物を徹底的に買い込んでのそばにおいた
笑っていたは静かに微笑み息を引き取った
なにかが壊れた音がして
失くした涙が流れ
改め新たな絶望を感じた