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ONE PIECE-愛物語

第39章 炎(ホムラ)【ドフラミンゴ】


聖地マリージョア

そこは天竜人が住む場所

天竜人は、人より偉いと勝手に言う
してもらって当たり前、奴隷が全てをこなせば解決
腹は減らない金も減らない
不自由などない

そんな生活はまるで家畜小屋の豚



人間の住む土地は、場所によるが
腹は減る、金は稼がないと減るばかり
自分でつくって自分で暮らす場所

働き蟻の軍団

まるで自由すら作り物







正反対にすら思える



天をかける竜を意味したのか
天竜人
人を臭いと言う
行くためだけに防護服なんて着ちゃって

人間は急ぎの病人を目の前で運ぶことすら許されない
逆らいことも許されない




まるでバカ
バカ以外の何で言うか
クズ?アホ?
言葉にできない。どうしようもない。



父は言った
天竜人も、人間だと
己を神と称する豚は喚いた

そして、その声にも慈悲の手にも逆らって
親に逆らえない子は共に竜の羽をもがれて堕とされた



天竜人ということさえ隠しておけばいいものを
馬鹿正直に話した父
共に堕ちた竜の兄は叫び
片の兄は怯え

母は死んだ




棒で殴られ腹は蹴られ髪は引っ張られ
腹は減る体は汚れる
心地よく眠る場所もない


天から堕ちた竜にとって地は地獄だった


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