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【R18】初恋を君に

第5章 幸せな時間


僕達は最後に水族館に行くことにした。
小さい頃来て以来初めてだ。

「イルカショーが30分後らしい。行く?」

「行きたい!」

小さい頃、イルカショーを始めて見たとき感動したのを覚えてる。
それに可愛い。
思わず目をキラキラさせて柊に我儘を言ってしまった。

「ぷっ!くくく(笑)いいよ、行こう!」

「わ、笑わないでよ!?////」

「小さい子供みたい(笑)」

「うるさいな・・・」

折角ならいい場所を取ろうと柊が言ってくれて、僕達は早めにイルカショーのステージに来た。
既に人が集まり始めていた。

「楽しみ・・・」

「俺も水族館なんてそんなに来ないから楽しみ。」

柊と僕は一面がはっきり見える位置を見つけ、並んで始まるのを待った。

「間もなくー・・・」

「あ、始まる。」

「ドキドキしてきた。」

僕達はまるで小さい子供に戻ったような気持ちだった。
こんなにワクワクしたのもいつぶりだろうか。
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