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【R18】初恋を君に

第1章 出会い


「んっ・・・はぁ・・・////」

「やば・・・気持ちいいよ、綾斗くん////」

「黙ってて・・・////」

ベッドに押さえつけられ、犯される。
この人は恋人でも何でもない。
ただ、ネットで知り合った人。
僕よりは年上。

「ねぇ、もうイッていい?」

「僕も////」

いつも彼に抱かれているのを想像している。
こんな事は絶対無いだろうから、妄想。
最悪な人間だと分かってる。
でも始めたら止まらない。

「んくっ・・・/////」

僕何やってんだろ。
いつも終わった後に後悔する。

処女を捨てたのは僕が一目惚れをする前。
この人との関係も初めは1回きりだと決めてた。
その後に彼に一目惚れをして、止まらなくなった。
結ばれない関係だと知ってるから、余計にムシャクシャしていつの間にか1週間毎に会う関係に。

裸のままベッドにうつ伏せになり、布団に入る。

「はぁ。」

「どうしたの?ため息なんか着いて。」

「・・・賢二さんには関係ないよ。」

「そう?」

携帯を開いて、コソッと彼を隠し撮りした写真を開く。

・・・彼女居るのかな?
こんだけかっこいいんだからいるよね。

「ほんと僕って馬鹿過ぎるな。」

「何?病み期?」

「・・・そんなところ。」

そろそろ帰らないと母さん心配する。
ベッドから出て制服を手に取る。

「賢二さんさ、高校生の僕で満足なの?」

「うん。もちろん。初めて君と寝てからハマっちゃった。」

「そっか・・・僕って上手なの?」

「どうなのかな?それは分からないけど、俺達は体の相性いいと思うよ。」

「・・・そうなのかな。」

賢二さんが上手なのかは分からないけど、僕も最中にイく事が度々ある。
もしかしたらそういう事なのかも。

「ね、綾斗くん。」

「なに?」

「結構、俺、綾斗くんの事本気なんだけどさ。付き合わない?」

「あー・・・考えとく。」

僕は適当に答え、部屋を出た。
気持ちは嬉しいけど、賢二さんにそういう感情を抱いたことは無い。
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