第1章 嫌いなのに.........
中也side
隣にいる青鯖は太宰、俺の相棒だ。
ったく。なんでこいつと相棒なんだよ!!
隙あらば自 殺しようとするし、仕事も真面目にやればすぐに終わらせるのにやらねぇ……
さらに自分の仕事を俺にまわしてくる…
自分でやりやがれってんだこの糞鯖!!
でも、こいつの隣は落ち着く。
こいつの隣ならなんでも出来るって思える。
それ以上になんか、体が熱くなる…
隣で指示をしているコイツに目を向けるとドキッとする。
考える時の仕草とか妙に色っぽくていつも顔が熱くなる。
殺 してぇ程、嫌いなのに
胸がドキドキする。
よくこいつから織田作?とか友人の名前を聞く時
微笑むコイツにいつも以上に胸がドキドキして
その友人を羨ましいと思ってしまう。
ホンットに大っ嫌いなのに
大好き