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KISS ・ ME 【気象系BL】

第1章 ♥︎ ONCE ・ AGAIN ♥︎




大きく深呼吸して。
お腹が波打ってるのを見つめてた。

そしたら、翔ちゃんが俺の中から
ズルリと自分を抜き出す感覚が襲って。
不覚にもブルルって身震いしちゃった。

ああ、もう…全部敏感になり過ぎてるよ。

だけど気持ちよくて、フワフワして
愛されてるんだって思えて。
もうそれだけで満足過ぎるかも。


「ふ、ふへへ…」
「なに笑ってんの?」
「んぇ?…あ、幸せだなあって」
「そんなの俺もだよ」
「んふふ、カッコイーなぁもう…」
「お前は可愛すぎるんだよ」


快感で熱を持ったままの瞳で
翔ちゃんの事を見つめてたら、
ゆっくりと翔ちゃんの顔が近付いてくる。

あ、来るんだ。キスが。
って思って俺もゆっくりと目を閉じた。
そうすれば、唇にねっとりと触れる唇。

自然に開けた口を、誘導するように
誘ってみたりする。



「ふ、っん、んぅ…っふぅぁ、ん」



くちゅくちゅ。
ちゅくちゅく。

それと同じように互いの息遣いが…。

翔ちゃんの低い『はぁっ』が
堪んなくエロくて、またまたアソコに
熱が伝わっていく。

それをわざと気付かせるように
俺はアソコを翔ちゃんの腰に
グリグリ押し付けてみる。

そしたら翔ちゃんもビクってなって。

キスが離れたなあって思ったら、
エロい瞳で見てきたの。



「かーず…? 押し付けてどうしたんだよ」
「分かってるくせにぃ…」


口元をくふくふって膨らませながら
笑って、翔ちゃんを挑発してみる。


「言ってみなきゃ分かんないだろ?」
「えー、俺に言わせるの…?」
「かずから聞きたいんだよ」
「んー、仕方ないなぁ…」
「…ほら、言って?」


俺はスっと息を吸って。





『…翔ちゃん、ねぇ、もう一度♡』



⸜❤︎⸝‍ お・わ・れ ⸜❤︎⸝‍


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