第2章 誤解を招くような行動は知らず知らず行なっている
新八side
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新八『優香さん、卵焼き作って下さい。僕は、大根摩り下ろしたり、ほうれん草茹でたり、食器並べたりしますんで』
優香さんには、悪いけど姉上レベルの料理の腕だったら困るし、まずは卵焼きを作って貰わないといけないな
貴方「新八くん卵って何個使えばいいのかな?あと菜箸って何処にあるの?」
そういや神楽ちゃんが、大食いなの教えて無かったな
新八『少なくても、十個ぐらい使って下さい。菜箸はコレ使って下さい』
貴方「じゅ、十個⁉︎」
新八『神楽ちゃんが、大食いなので少なくても十個でお願いしますね』
貴方「菜箸ありがとうねー。意外にも神楽ちゃんって大食いなんだね。」
優香さんは、会話をしながらも卵をかき混ぜでいる
貴方「卵のコシって切った方がいいかな?」
新八『優香さんのお好みで良いと思いますよ』
ここは、あえて自由に作って貰ってレベルを測らないt...んん⁉︎
ジャジャジャジャジャジャジャ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
えぇ優香さん、メッチャ早く腕動かして卵掻き混ぜてる!卵飛び散ってるし‼︎それと、目もなんか怖くなってる‼︎
新八『あっあの優香さん、もうちょっとゆっくり混ぜて下さい』
ピタッ
貴方「えっ、ちょっと早過ぎたかな?」
ちょっと早過ぎたって言うレベルじゃないですよこれ。
新八『多分コシも切れてますし、調味料とか入れて下さい』
貴方「う、うん?」
手に取ったのは、牛乳と出汁、これなら大丈夫そうだ
グツグツグツ、、、
あっ、ほうれん草塩茹でにしてたの忘れてた!早く火、消さなきゃ。
水で締めて
包丁で切る
今日は、いつも以上に上手く出来た気がする。
これぐらい長く茹でた方が良いのかな
貴方「新八くん、こんなもんかな?」
お皿に綺麗に焼けた卵焼きが、四つ乗っていた、その中で一つだけ滅茶苦茶大きいのがある
姉上と違って、卵焼きが焼けてる!