第2章 理想の自分に...。
訳が分からない。
しかしどうする事も出来ないので、とりあえず歩いていくと、机が見えた。
机には質問用紙とペンが置かれていた。
質問にはこう書いてあった。
貴女は辛い人生を生きました。
次は理想の貴女になれるようにしてあげます。
1:性別
2:見た目の特徴
3:性格
4:特技・長所など
5:家や人間関係など
...........これは夢か?確かに私は死んだはずだが。まだ夢を見ているのか??
混乱したが、夢なら夢でもいい。夢でも願いを叶えて欲しかった。
まず、2,3,4,5はすぐに決まった。
私には大した知識もないので、コンビニで聞いた事を思い出す。そして書いた。
2(回答):イケメン
3(回答):完璧
4(回答):なんでも出来る。すべて完璧。
5(回答):盗みなんてしないすごいお金持ち。
誰からも愛される環境。
そういえば痩せているといいと聞いた事がある。
2にとても痩せていると付け加えた。
さて問題は1だ。前は女が嫌で仕方なかったので男にしようとしたのだが、これなら女もやり直せると思った。
...よし。ならいっそ女だけど男以上になってみよう。
私は1に"女”と書いた。