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【ハイキュー!!】甘い悪魔に唆された

第6章 知ってましたよ、そんなこと


赤葦が達するまで、何度も何度も果てた私は行為が終わるや否や意識を手放した。
赤葦のエッチは激しい。


「ん……」


目が覚めると、部屋に赤葦は居なかった。
携帯にメッセージが1件。


『木兎さんと話して来ます。また明日』


絵文字も何もない、いつも通りの赤葦の文章。


「起きた時、隣に居なさいよ……」


少し寂しい気持ちになって、起き上がった。
起き上がるのと同時に鳴る携帯。
今日は電話が多いな、なんて思いながら画面を見ずに出た。


『オメデトウ!!』
「え、光太郎!?」
『赤葦と付き合うんだろ?』
「あ……うん」
『なんでそんなに暗ぇんだ?』
「え、だって、光太郎のこと振り回して自分だけ、なんて……」


『俺は別に良いって言ってんのに。
お前が笑っててくれんなら、それで良い。
あ、でも赤葦に泣かされたり愛想尽かしたら俺んとこ来いよ。
そしたら奪ってやるから』
「……ありがと」
『うぉーい?そこしんみりするとこじゃねーぞ?』
「光太郎……ごめんね」


『ごめんって思うなら今度1日デートして!』
「赤葦が良いって言えば」
『そうだな!
俺は気にしてねぇから、もう夏美も気にすんな。
次ごめんつったら、赤葦の前でチューすんぞ。
とびきりエロイやつ』
「ごめんなさい」


『んー?』
「あ、ありがとう」
『どー致しまして!
じゃあな!明日は学校来いよ!
んで数学教えてくれ!』
「もちろん」
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