第11章 海、水着、おっぱい!
「京治、意地悪しないで」
「してませんよ。俺あなたの言うことならなんでも聞きますよ」
「じゃあお願い……」
「何をですか?」
京治の声音が跳ねる。
絶対楽しんでる。
悔しいけど、でも逆らえない。
「お願い、京治、もう無理なの」
「仕方ない先輩ですね。ほら、おいで」
「ん」
クスリと笑った京治。
たまに出るタメ語に胸が鳴る。
「分かりやすいですね。
今ドキッとした?エロい顔になってましたよ」
「だって……急にタメ語とか狡いじゃん」
「知らない」
破顔し、グリグリと自身を押し付ける。
「夏美さん、挿れて。俺もう我慢出来ません」
「わ、私が?」
「出来ないならお預けですよ?良いんですか?」
「……やだ」
枕元にあったコンドームの袋を顔の横にチラつかせる。
「えと、あの……」
「付け方分からないの?」
「ごめん……」
「どうして謝るんですか、俺怒ってないでしょう?
教えますから、出来ますよね?」
「……」
「嫌?」
「嫌じゃないです」
「なんで敬語なんですか」
京治に装着の仕方を教わりながら、かなり手こずったけど無事に装着することが出来た。
「ふぅ……!」
「つけただけで満足しないでくださいよ。
本番はこれからなんですから」
「わ、分かった!分かったから、押し付けないで」
グリグリと太腿に押し付けられる硬いソレ。
嫌でも意識してしまう。
「夏美さん、もう焦らさないで。上乗って」
「ん……」
「良い子ですね」
「っあぁッ……ま、けいじ、まって」
一気に腰を突き上げられた。
奥の深いところまで入って来たソレに目の前がチカチカする。