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【ハイキュー!!】甘い悪魔に唆された

第11章 海、水着、おっぱい!


合宿終了後、真っ直ぐ帰って休めという監督の言葉を破って、赤葦の部屋に来ていた。


「合宿後半から元気なかったですね。
大丈夫ですか?」
「うん、ごめん、ちょっとだけ寂しいなって思っちゃって。
このチームでこうしてバレーが出来るのも、あと少しなんだって……」


「……確かに、時間にすればあっという間です。
がむしゃらに取り組めば取り組む程、時間はすぐに経過します。
インハイも、春高も、どちらも勝って、より長くバレーをします。
夏美さんも含むこのメンバーで」
「……ありがとう、全力でサポートする」


涙でぐしゃぐしゃになってしまった顔を、向けた。
赤葦はフッと笑って優しくキスをした。


卒業……したくないなぁ。


「明日放課後予定ありますか?」
「私?ないよ」
「買い物行きたいんで付き合ってください」
「分かった、シューズ?サポーター?」
「あなたの水着です、ばか」
「え?あ、私のね、そっか。
私水着持ってるよ?この前買ったばかりだし」


そう言うと、赤葦の頬が若干膨れた。
ちょっと可愛い。


「木兎さんが選んだ水着を着るんですか?彼氏の前で。
嫉妬で狂いますよ、俺。
買ってあげますんで俺が選んだのを着てくださいね」
「ん、分かった」

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