• テキストサイズ

愛玩彼女

第16章 契約、更新


「ひ、ぃ、っあぁん」



今度は立ったまま片足だけ斗真の腕に開かれて、先ほどまで透が入っていたその場所に、今度は斗真が入り込む。



「………たまに斗真って鬼だよね、たまにじゃないかもだけど」
「我慢出来なかった。透、來抱えといて」
「はいはい」




「ふぇ!?」




後ろから、今度は透に両足を開かれたままに抱き抱えられれば。
脚も手も掴まるところがない身体は、快感の逃がす道がなくなる。
いっそうダイレクトに、斗真を受け入れることになるんだ。




「ま、って……っ、まってこの体勢嫌っ」
「駄目」
「むり、お願い…っ」
「駄目」


「や、だとーまぁ……っ、ひ、っあぁん」



「さっきからイきっぱなしじゃない?」
「すげー吸い付く、來の中。めっちゃ気持ちイイよ」

「や、っぁあ」



駄目。
気持ちイイ。
またイく。



「や、っぁあ、ぁ、ぁ、と、まや……っ、また、くる……っきちゃうからぁっ」



「いいから、我慢すんなよ」




「━━━━━━っ、ぃ、ぁああっん」








酸素、足りない。
チカチカする。
手も脚も身体も、もう全然言うことなんて聞いてくれなくて。
ただもう、脱力するしか、出来ない。





「來」




ずるぅ、って。
ゆっくりと出ていく斗真をさらに締め付けるのがわかる。




頭に右手をおいて撫でながら、やっぱり優しくキスをすると。



「ごめん來、もう少し頑張って」


「…………」



甘く囁くその言葉に。
頷く以外選択肢はなかったと思うの。





「ねぇライちゃん、お風呂はいろっか」


「ぇ」



「怠いでしょ?体洗ってあげるから。」



「洗ってやるよ、來」





「………ぅん」






/ 280ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp