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OFF took the right road

第3章 Chapter 3


目を覚ましたらパソコンが目の前に…なんてことは無かった
チカチカとする黄色に囲まれた見覚えのあるここはバッターとジャッジが出会う場所だ
ザッカリーの言う通り全てがリセットされたようだ

肝心のジャッジとバッターが見当たらない
そもそもPlayerの自分がここに存在することでoffの物語が変わってしまうのでは?
いや、むしろ変わった方が良いんじゃないか…?
救える者を救う…ってのは流石に都合がいいか

違う違う!その前に自分が元の世界に戻る方法を探さなくては
一人は心細いが探索しないと話が進まないから探索しよう
歩き出そうとした時、後ろから腕を掴まれた

「お前…」

「あっ…」

野球服を着た背の高い男性に腕を掴まれていた
どうやら今、バッターが誕生したようだ
無表情で何を考えているのかわからないけれど雰囲気で困惑していることがなんとなく分かった

「どうしてここに居る?お前は存在しないはずだ」

「えっ」と困惑するがよくよく思い出してみればバッターが私を引きずり込んだんだから原因は貴方ですよね?
なんて言えるはずもなく笑ってごまかした

「まあいい、俺を導いてくれ」

「私やりたいことがあるから一人でなんとかしてくれませんか…」

「俺はお前が居ないと動けない」

嘘つけ!ゲーム内でPlayerを無視して勝手に動いてたぞ!
突っ込みたいのは山々だが無視をした方が早そうだ
バッターには悪いが無視して進ませてもらおう

だが見逃すはずもなくバッターは腕を掴んだまま離さない

「どこへ行く気だプレイヤー」

でた、でたよ
なぜか名前を知られてるやつ
私の個人情報漏れてるっ!

「離して…!私はここから出る方法を探さなくちゃいけないんですから!」

「出なければいいだろ」

なんで?そういう問題じゃないって何で分かんないの!
いや、あの堅物バッターだから分かるはずもないのか
全力で抵抗しているとバッターからため息が漏れた
なかなか折れないバッターを嫌悪の目で睨むとバッターがまた溜息をついた

「言わせてもらうが、お前が近くに居ないと俺は動けないんだ」

そういう仕組みだったのか
どのくらい離れたら動けなくなるんだろう

「お前がここから出るために情報を集めているのなら協力する
その代わりお前は俺を導け」

勿論嫌だと返事をしようとしたらバットが首に当てられた
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