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OFF took the right road

第12章 Chapter 11




ヤフェトはふと思い出したかのように口を開いた

「そういえば名前を聞いてないな…なんて呼べばいいのかなお嬢さん」

「プレイヤーです」

「ありがとうプレイヤー、では私に着いてくるがいい」

ヤフェトが鳴き声を鳴らすと何もなかった壁から扉が現れた
扉からでる前にデーダンから引き留められ「気を付けろよ」と早口で言ったかと思うとテレポートで消えた



扉から出た先はまさにヤフェトとバッターが初めて出会う場所だった
ここにこんな隠し部屋があったなんて…

「侵入者と会う前に君は隠れておいた方が良いだろう」

ヤフェトはこちらに振り返り言った

「どうしてです?」

「もしかしたら君の知り合いではないかもしれないだろう?
その場合は プレイヤー、君が危険だ」

ヤフェトはやわらかく微笑んだ
プレイヤーは気遣いに感謝をして本棚の後ろに隠れた
するとタイミングよくバッター、そしてアドオンが現れた

「ご機嫌いかがかな愚かな侵入者よ」

ヤフェトは優雅に、そして威嚇をしながらバッターに話しかけた

「お前、ジャッジではないな」

「む…ジャッジ…?違う私はそいつではない
我が名はヤフェト
この街の創造者である
我が復讐の高貴なる道具として、亡霊たちを従える者でもあった」

亡霊という言葉にバッターはピクリと反応した
そして低い声で問いただす

「お前は亡霊たちの親玉なのか?」

「…今は違う
私はこのくだらないままごとを終わらせようと思っている
もう一度やり直すために」

バッターは馬鹿にするような声でヤフェトを否定した

「お前は変われない」

ヤフェトはその言葉にムッとしたのか顔が一瞬として歪んだ
フンと鼻息を荒く鳴らしバッターに牙を剥いた

「スポーツパジャマを着たみすぼらしい道化め
正義のなんたるかを教えてくれよう!」

そのころ本棚に隠れて見守っていたプレイヤーは心の中で待て待て待て待て…!と慌てていた
なんで戦うの!?と動揺してバランスを崩してしまった
本棚に強く接触し鈍い音が出る

「誰か居るのか」

バッターはヤフェトをスルーして音がした方へと歩む
ヤフェトは慌ててバッターに襲いかかるがアドオンが身代わりをし邪魔されてしまった

ヤバイと思ったときにはもう遅くてバッターと目があってしまった
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