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OFF took the right road

第7章 Chapter 7


バッターと電車に乗ってボーっと窓から見える景色を眺めた
この電車はアルマに向かって走っている
アルマではデーダンと戦うイベントがある

絶対にバッターと戦わせたくない
むしろ自分がここから出るのをあきらめてストーリー改変に集中するのはどうだろう?
…流石に諦めるのは無理がある

「頭が痛いのか?」

「え?」

どうやら無意識に頭を抱えていたらしい
バッターはそれを見て勘違いしたようだ

言わないのもなんか嫌だしダメ元で訴えてみるか
お願いという形で

「バッターさん…お願いをしていいですか?」

「なんだ」

「…デーダンさんを…ガーディアン達を浄化するのは辞めてほしいんです」

「なぜだ」

バッターは眉を顰めて不可解だと言わんばかりに声は疑問が混じっていた

「あいつは悪辣だ」

「…もしそうだとしても彼を殺してしまったらZONE1に居るエルセン達、彼らが作った物が全て消えてしまうんですよ」

「知っている」

知っている…?知ってて浄化しようとするの?
そんなのおかしいじゃないか

「あるべき姿に戻すだけだ」

「私はそうするべきではないと思う」

「…」

その後はバッターとプレイヤーは無言になり続けた
お互いやりたいことを譲らまいと抵抗していた
プレイヤーはこのままじゃ埒が明かないのでザッカリーに相談しようと思った
彼なら懸命な判断をしてくれそうだから

そしてアルマに着いた
バッターは先に建物の中に入って行った
暫く外の空気を味わってから自分も一足遅れて建物の中へ足を踏み入れた

「3月の貼り紙を上下逆にすると読み取れる、2ケタの数字は?」

「87」

どうやらバッターとエルセンが会話をしているようだ

「せ…正解です…」

エルセンの頭が黒色に染まっていく
もしかしてバーント化すると思った時には遅くてエルセンの頭が弾けた

「…正解です…」

バーント化したエルセンはプレイヤーにとびかかった
まさか自分に襲い掛かってくるなんて思ってもいなかったので動くことができなかった

「プレイヤー!」

バッターが慌てて守ろうとしたがバーントはプレイヤーに触れてしまった
死ぬ!そう思ったのにバーントは一切攻撃をしてこなかった
それどころか黒い液体は固形になり、すっかりと普通のエルセンに戻った

謎の現象に二人は暫くの間呆然と立ち尽くしていた
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