第4章 Chapter 4
「知ってのとおり、私の助けを必要とする人間は多い。
誰もが皆、猫が大好きだ
我々は人々の足元へ身をこすりつけ、もっとも執拗なやり方でゴロゴロ喉を鳴らしてやる
皆、そうして欲しくて仕方ないのさ」
ジャッジは実際に足元にすり寄りゴロゴロ喉を鳴らしていた
正直言って可愛い
「そんな手助けについて話してるんじゃない」
そんなジャッジを手で退けてバッターは急かすように言った
「なるほど…しかし、茫洋とした霊的存在に対して、私はどういった種類の奉仕を申し出ればいいのかね?」
確かこの後って話結構長かった記憶がある…
戦闘チュートリアルもあるからできればスキップしたい
こっそり抜け出すのは無理かもしれないけど今頼んだら少しは余裕を与えてくれそうだ
そう思ったのでバッターの耳元で囁いた
「ここら辺探索してくるから少しの間離れてもいい?」
「…あまり遠くには行くなよ」
「ありがとう、行ってくる」
「俺にはお前の位置がどこに居ようとも分かる
…逃げようとしても無駄だ」
つまり変な動きを少しでもしたら直ぐに飛んでくるって訳ね
なんで位置がばれちゃうのかなぁ…あわよくばと思っていたのに
そう思っていることに気づかれないように違和感のないような笑顔で返事をした
不安定な梯子を上り、謎解きを解いて階段で下に降りる
開けたところにたどり着いたとき見覚えのある仮面を着けた男が待ち受けていた