第3章 ハンター試験
ハンター試験の会場の住所を手掛かりに俺たちが辿りついた場所
それは
『定食屋?』
双子の妹のミツキとハモる声
「何かの間違いじゃないの?キル」
そんなはずは……
「坊主ども邪魔だ。どけ」
とイカツイ男たちに言われ
少しムカついたから殺してやろうかと思ったけど
ミツキに袖を引っ張られたからよける
ガラッ
男たちが定食屋のドアを開けると店員が一斉に男たちをみる
「いらっしゃい。注文は!?」
「ステーキ定食だ」
男たちは店員の問いに答える
すると店員の目つきがかわった
「焼き方は?」
「弱火でじっくり」
男たちは奥に案内されている。
「なあ、ミツキ。気づいたか?」
と言うと頭に?が浮かんでいるミツキ
なんだよ気づいてねーのかよ。
明らかに店員おかしかっただろ!
鈍いんだよなーミツキは。
「行くぜ」
とミツキの手を引いて定食屋に入る
ガラ
さっきと同じように店員が一斉に振り向く
「いらっしゃい!注文は?」
「ステーキ定食。弱火でじっくりな。2人とも」
とさっきの男たちと同じように答えると奥へ通され
エレベーター
地下に降りていく
ビンゴだ。