第7章 両手に花
「く、うッ……」
小刻みに震える聖くんの下着を脱がせた。
太く隆起した男性器が顔を出す。
高く傘の張った肉棒を掌で包み、握り締める。
「ンッ……!」
前後に手首を動かし、くちゃくちゃと擦り上げる。
聖くんは自然に腰を振り、
「う……ぅ」
嬌声をあげる。
永夢くんはほうっと息をついた。
「いいなー、せんせーオレ嫉妬しちゃう……」
「またしてあげますよ」
わたしは永夢くんの頬にちゅっとキスをした。
「あ……!ん、はぁ……せんせ、ちゅー気持ちぃ……ぁ、は……」
永夢くんは悦楽に浸った表情を浮かべる。
わたしの顔に顔を近づけた。
荒っぽい息遣いが唇に伝わる。
「せんせー……」
わたしは永夢くんの口元を指先で押さえた。
永夢くんから目線を外し、聖くんを見る。
とろんとした目をし、しなった肉茎はひくついている。
「さ、そろそろ本格的に始めましょっか」
二人がわたしを見つめる。
わたしはビニール手袋を取り、片手に着けた。
もう片方の手でワセリンを絡め取る。
聖くんのお尻を撫で、割れ目に指を潜り込ませる。
「うあッ、ちょっ!そこはっ……!」
尻臀を片手で持ち上げ、穴に指を挿入した。
「あッ……!」
聖くんはビクンと背筋を跳ねさせる。
まだ解れてない穴にゆっくりとワセリンを塗り込み指先で揉む。
「あ、あ……あぁ、そこは……」