• テキストサイズ

また、恋してくれますか。

第3章 〜君を見つけた〜


『とりあえず、お夕飯にしましょ。
家康君も座って、座って。桜奈
手伝って』と言われ配膳をし
みんなで夕飯を食べ始めた。

ずっと空いていた栞の席に
家康が座り、4人がけのテーブル席が
埋まったことを桜奈の
両親は少し嬉しく感じていた。

桜奈だけは、恥ずかしさで
俯き加減で目の前に座る
家康を直視出来ずに食べていた。

『家康君、カレーお口に合うかしら?
他にも好きなものがあれば、何でも
遠慮しないでリクエストしてね』

『ありがとうございます。凄く
美味しいです。』と、カレーを
パクパク食べる家康。

『桜奈どうした?元気ないな?』と
心配する鷹介。

『何言ってるのよ、鷹介さん、元気がないん
じゃなくて、恥ずかしがってるだけよね
桜奈』と見透かすように桜奈を
見る千里。

(もう、ママ!余計な事言わないでよ!)と
ムッとして千里を見た桜奈に
追い討ちを、かける千里。

『だって、家康君、凄くハンサムだもの
今どきでいう、イケメンよね!男っ気の
ない桜奈には、刺激が強かった
のかもね』と揶揄う千里。

『もう、ママ余計なこと言わないでよ』と
更にムッとする桜奈。
/ 978ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp