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また、恋してくれますか。

第8章 〜恋敵〜


家康の個人情報を聞き出しながら
気がつけば、パンケーキ屋に到着
した三人。

『いらっしゃいませー、3名様で
宜しかったでしょうか?』

『はい。』と3人は席に通された。

『徳永さんの、お友達って今日、バイト
出てるんですか?』桜奈。

『たぶん出てるはず。週末は、バイトだって
言ってたし。』
と、説明いていると、家康の背後から

『おーっ、いらっしゃーい。家康』と
家康の背後からイケメンが声をかけてきた。

振り返って『ああ、まあね、なりゆきで』と
素っ気なく答えた。

『とか言って、お前には珍しく
かわい子ちゃんを二人も連れてんじゃん』
そう言うと、テーブルに水とお手拭きを
置きながら

『いらっしゃい!あっ!誰かと思ったら
君達、常連さんじゃん。毎度、どーも。

何?家康とどう言う関係なの?
俺は、こいつと高校、大学一緒の
伊達(いだて)政宗。宜しくー!
伊達政宗と漢字は一緒ね。読み方は
違うけど。政宗でいいよ。』と
フレンドリーな雰囲気の爽やかイケメン
の政宗。

『すごい!戦国武将と同じ名前の人が
二人も!しかも、友達!』パァッと
明るい表情で、両手を胸の前で握ると
目をキラキラさせながら
家康と政宗を交互にみる桜奈。

呆気に取られている政宗に詩織は

『あー、気にしないで下さい。
この子、重度の戦国武将マニアなんで』と
とりあえず、落ち着けと言うように桜奈の
肩をポンポンと叩いた。
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