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[名探偵コナン]I treasure you

第9章 Incident


俺たちの次の日は松田とゼロの勤務の日で明けで疲れ果てて眠ってしまっていたので松田からの電話にも気が付かなかった

夜遅くに目が覚めて電話を見て直ぐに松田に折り返す

「今まで寝てたのか?お嬢さん大変だったんだぞ」

「がどうした?」

松田がパトロールに出た時にバイト終わりのを見かけたそうだ
声をかけようと近づくとを付けている男がいたらしい
幸いに声をかけたのが警官だと知った男はそれ以上何もしなかったみたいだ
変に怖がらせるのも良くないと判断した松田は俺から上手く気をつけるように言って欲しかったらしい


「ごめん…全然気が付かなかった…
には上手いこと言っておくから」

バイト先の客か?
それともただナンパしようと思って様子を伺っていたのか?

明日にでもに会いに行こうと思って食事の準備を始めた


携帯がまた鳴っている
「?こんな時間にどうした?」
「ヒロくん、どうしよう…」

わけを聞くと玄関の扉のドアノブをガチャガチャされていると言うことらしい
怖くて誰がしているのか確かめられないと
泣きそうな声で電話を掛けてきた

「すぐ松田とゼロに行ってもらうから外に出るなよ、チェーンロックはしてるな?」
「うん、ちゃんとしてる」
「俺も直ぐに行くから」
「ごめんね疲れてるのに…あ、止まった…」
「まだ近くにいるかもしれないから、じっとしてろ、直ぐに折り返す」

ゼロと松田に先に現場に行ってもらうために電話をかけた

「すぐ急行する」と言ってくれた

俺も部屋の鍵と携帯だけをもって家を飛び出した
に折り返すと怖いと言って泣いている

「ベランダから音がするの…」
の家は最上階だったから屋上から侵入したのか?
「今どこにいる?」
「お風呂の中、鍵かけた…」
「もうちょっとで着くから待ってろ!」

ゼロ達にもその事を伝えて急いでのマンションへ



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