第4章 イマ
「「「ありがとうございました」」」
3人でハートのクルーに礼を言う。
コックがレシピとイチゴタルトをくれた。
結構いい人達だったな。
「…」
「ロー?」
ローが近づいて来て頬にキスをした。
「死んだら殺す。」
「えぇー?今の流れで言っちゃうの?」
「当たり前だ。前にビブルカード渡しただろ?怪我したらそれを辿れ。」
「やだよ、面倒。」
「だったら怪我するな。」
無茶なこと言ってくるけど、心配してくれてるんだと思うと嬉しい。
「はいはい。じゃあ、またね。今度会う時はラフテルで。」
「!!あァ。2人が辿り着いたら…」
耳元に口を寄せてローが囁いた。
「おれと結婚しろ。」
そんなの、答えは出てるし
反対なんて聞かない気でいるだろう。
「はいっ。」
-----End-----