第5章 躾の時間
「ぁっ……っ…ひ、ん……」
「こぉら。気失ったらあかん」
「あひっ♡」
あれから何度目かの絶頂に朦朧とした意識は突然与えられたクリトリスへの快感で無理やり浮上した。
「あっ、はっ♡これ♡やぁぁ♡くらっ…すけしゃ…がいい"♡っからぁっ♡ん♡ぐ♡」
「は♡そんなん言うてナカきゅうきゅう締めて♡変態のサラには特別サービスで両方あげるわな♡」
クリトリスに押し付けられたローターが凶悪に震えていて、ナカは相変わらず白石の指が掻き回し、広げて、擦りあげて…蹂躙の限りを尽くしている。
「ああっ…あ♡あ♡やぁ♡もう出にゃ、いっ♡んぐっ♡こわれりゅっ♡こわれちゃ♡あぐっ♡」
「んー♡ええで♡壊れて?」
たくさん潮を吹いて、もう一度に出る量も減って…限界だと思うのに、この人は自分をどうしようとしているのだろう。
訳も分からないまま泣き叫ぶサラの体に、また新しい強い波が襲いかかる。
「あ"っ♡だめっ♡これ"♡ああっ♡あ"ー♡しゅご、んんっ♡きちゃ♡あ"♡~~~~~~ッ♡」
びくんと強く痙攣したサラのそこから、ごぷっと大量の潮が溢れ出した。
訳が分からないほどの快感と、ありえない量の潮に涙が止まらない。
「こわっれたぁ…♡ああっ、ひっく…こわれちゃっ…ぁ…」
「せやな♡壊れたなぁ♡あー♡怖かったん?可哀想に♡」
満足そうに笑んだ白石がやっと指を引き抜き、その指をぺろりと舐め上げた。
くったりと力の抜けたサラを抱きしめ、ちゅ、ちゅと音を立てて涙を吸い取ってくれる。
(おわ、った…?)
柔らかくなった白石の雰囲気に安堵しながら、そっと白石に身を委ねる。
しかし、次の瞬間腹部に押し付けられた硬い感触にひくりと身体に緊張が走った。
「サラがあんまり可愛かったからめちゃくちゃ興奮してもうたわ♡」
「ひ…う、そ…終わりじゃ…あ♡」
先走りを塗りつけるように擦りあげられ、ぴくりと反応してしまうサラに白石は馬鹿にしたような笑みを浮かべる。
「終わり?まだサラのナカに出してないのに?こんなんでお仕置が終わるわけないやんか♡あほ♡」
「あっ、ま、まって…ナカ、まだ無理っ…あ"!?」
慌てて止めようとしたサラの言葉は悲鳴と共に遮られる。
お尻に当たる異物感のせいで。