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魔法の下着屋さん

第1章 魔法の下着屋さんの噂


「魔法の下着屋さん?」
それはある昼下がり、友人とのたわいない噂話だった。
「そう!どんな女の子も最高に可愛くなって、運命の人と永遠に結ばれるようになるの!!」
そう語る彼女はキラキラと目を輝かせている。
「へぇ…占い、みたいな感じ?」
「違うよ!本当に!行ってみたけどお店も下着も可愛くて、店員さんも妖精みたいに可愛い人ばっかりで最高だったよ!もうほんっとに素敵だったんだから、サラも行ってみなよ~~」
一気に捲し立てる友人に少し気圧されるが、とても魅力的で夢に溢れていて…気にならない訳では無い。
「うん。今度暇があれば行ってみようかな」
運命の人と……なんて信じられないけれど、可愛い下着を付けると気持ちが華やかになるのは確かだ。
(そういう自信が、可愛くなるに繋がるのかも)
そう思うと急にワクワクした気持ちになって、サラは友人の説明に詳しく耳を傾けた。
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