ヤマネコ-ノ-ツガイ【アッシュ】BANANAFISH
第14章 消えない傷
「…っ!」
『…ンっ……ふ』
目を見つめながら、根元から先端にかけてを舐め上げるとビクッと力が入ったようにモノが跳ねる感覚がした。
反応をみせてくれたことが何故か嬉しかった。
続けて、キャンディを舐めるように角度を変えながら舌を這わせる。こんなに一生懸命になってこの行為をするのは初めてだ。
この時の私の頭の中からは余計なことは全て消えていて、今まで教えられたことをなぞるというよりもただひたすらにアスランに気持ち良くなってもらいたいという思いでいっぱいだった。
『…っ、は…ぁ』
「……」
ねえ…アスラン、
アスラン…きもちいい…?
『んっ、…あふあん…』
口内に深く咥え込みじゅるっと唾液と共にソレを吸い上げた途端、うっという小さい声が頭上から漏れ聞こえた。その声に釣られるように咥えたまま彼の表情を伺った。
『……ひも、ひい?』
「……っ!?」
目が合ったその瞬間、口の中のモノが急激に熱を持ち固くなった。
「ぁ…ぅ、…っあ…れ?」
『っ…んぅ…ぁ…』
「…な…ッなん、で俺…こんな」
クリスはさっきまでとは正反対に、白い頬を紅く染めて熱を持った目で私を見下ろしていた。
「なんだよ…その…表情…ッ」
余裕そうだった顔を歪めて息を荒くしたクリスは私の髪の毛をぐしゃっと掴んだ。
『…んン…っ』
「はは…っ…今までフェラをさせたがるヤツの気持ちなんか全く理解出来なかったけど…なんとなくわかっちゃったかも…」
『っ…』
「これ、支配欲っていうのかな…俺…今、首輪をつけたアッシュのペットにフェラさせてるのか…ッ…」
『ん…ぅ…っ!!』
奥の方までグングンと押し込まれて、苦しさで涙が溢れてくる。
「…はぁ、は…っなに?俺、お前のご主人様じゃないよ?それなのに喉の奥まで咥えさせられて、泣くほど嬉しいわけ?…いい子なのか悪い子なのかわかんないね…っ」
『っゲホ…ぅ、…んん…!』
「あ…やばいイきそ…ほら、お前の大好きな精子いっぱい出してやるから…ちゃんと味わえよ、この淫乱…!」
『…っう……ンっ!』
クリスが私の頭を抱えるように押さえつけたかと思うと、ビクンッと体を震わせながら口の中に熱い液体を放った。リズミカルに何度もビュッビュッと音が聞こえる程に勢いよく出されたそれは今までされてきた中で一番量が多かった。