第50章 秋の風物詩開催!
それから暫くして開会式が始まり、体育祭が開始となった
翔「…ビックリしたな…市長挨拶でいきなり俺達の名前を出された時は…」
雅「けど、何なんだろうね。さっきも市長が言ってたけど…」
潤「ああ…お楽しみ会ってやつ?」
智「それを楽しみにして下さいって言われてもな…」
和「何か思いっきり不審感しかありませんがね」
ホントに何なんだろうな…
潤「そういえば、一番最初の競技は100m走でしょ?」
翔「確か、小学生以下は50mだよな」
和「智兄さんと雅紀兄さんが走るんですよね」
雅「そ!智兄行こうか」
潤「頑張ってねー」
雅紀とスタート地点横が集合場所になってる様だったのでそこまで行くと
さくら「あ!智パパと雅紀お兄ちゃん!」
智「お、さくらも走るのか」
さくら「うん!さくら走るの速いんだよ!」
雅「ホント?さくらちゃんが走る所を見た事ないから、楽しみだ」
そういえば高校生までは学年ごとに速い生徒が走るって言ってたな
そんな事を言ってたら俺達の周りに何人かの小学生が近づいて来て
「ねえ…この人達、さくらちゃんのパパとお兄ちゃん?」
「良いなー格好良くて」
智「…えっ?」
さくら「んー…違うけど、でも智パパはさくらの大好きなパパ!」
智「さ…さくら…」
さくら「でも雅紀お兄ちゃんはもっと好き!」
…一気に奈落に落とされた…
雅「さ…智兄大丈夫?」
さくら「?」