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同じ屋根の下で【気象系BL】

第48章 癒えない心


翔「…ふぅ…」

和「…翔兄さん?」

翔「…え?」

潤「大丈夫?翔兄さん…疲れてるんじゃない?」

和「目も赤いし…無理しないほうが良いですよ?」

翔「大丈夫だよ」

昨夜…またあの時の夢を見た…

海里に暴行された日の事を…

…駄目だな…こんな弱くて…もっとしっかりしないと…

すると突然、俺の後ろから誰かにギュッ…と抱きしめられた

…この腕は…

翔「…雅紀…?どうかした?」

雅「んー…よく解かんないけど、何かこうした方が良いかなー…って思って…」

…え?

智「…何だ?そりゃ…」

和「ただ単に、雅紀兄さんが翔兄さんに抱きつきたかっただけでしょ」

潤「あまり店内でイチャイチャしないでね、お二人さん」

雅紀…もしかして直感的に…

…やっぱり落ち着くな…雅紀の腕の中は…

翔「…ありがとう…雅紀」

雅「何が?」

解ってない所がさすがだな(笑)

‹カランカラン›

あ、お客さんだ(こんな所見られたら変に思われる)

雅紀から離れて入口に近付くと、入ってきたのは

伊「あ、こんにちは…」

翔「伊野尾さん…どうしたんですか?」

伊「今日はお客として来ました。あとそこで、ここにご用があるって方も一緒に…」

そう言っている伊野尾さんの後ろから入ってきたのは…

「…久しぶり…」

潤「…か…!」

智「海里!?」

『おらっ!まだ殴られたいのか!?』

『男娼だろうが!もっと腰ふれよ!』

翔「あ…ああっ…ああーーーっ!」

雅「翔ちゃん!」

そこで俺の意識は無くなった…

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