• テキストサイズ

同じ屋根の下で【気象系BL】

第33章 commit a fault(1)


潤「でも、皆懐かしいな…それに出席率良いじゃないか。頑張ったな林田幹事」

圭人「確かに出席率は良いけど、出欠の確認は遅くてさー…お前のせいで」

潤「…何で俺?」

圭人「女子の殆どは『潤くんが来るなら出席する』って言いやがるから、お前の出席が解ってからバタバタ来るって連絡が来たんだよ」

…何だそれは…自分達の意思はなしかよ…

その時ふと、俺の向かい側の席が空いているのに気がついた

潤「まだ俺の他に来てない人がいるのか?」

圭人「ああ…『増木』も遅れるって連絡があったよ。多分そろそろ来る頃だと思うけどな」

潤「増木?」

「松本、クラスが3年間違ってたから覚えてないんじゃないか?」

「あー、俺覚えてる。あの根暗ー…な増木だろ?眼鏡かけた小太りの女子」

んー…名前聞いても思い出せないなー…

顔を見たら思い出すかも…

そんな事を話していたら

<カチャ>

入り口のドアが開き振り向くと、女性が1人佇んでいた

そしてその女性を見た男達はざわめいていた

「す、スッゲー美人…」

「おい林田、あれ誰だ?」

圭人「知らないよ…」

するとその人はこちらに近づいてきて俺の横に立ち、ニコッと笑って

「松本くんお久しぶり」

…俺の事知ってる…?けど、誰だっけ?

潤「ごめん…名前聞いても良いかな…」

「増木恵美よ」

潤「増木…って…」

「えーーーーーーっ!?」

…俺より回りが驚いていた…

/ 465ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp