第19章 真夏の夜の…?
砂浜に着いて、さくらちゃんは早速浮き輪を片手に海に走って行った
智「おーい、さくらー!あんまり遠くまで行くなよー!」
さくら「ハーイ!」
さくらちゃん、楽しそうで良かった
雅「よいしょ…っと…翔ちゃん、この位で大丈夫?」
翔「ああ、サンキュー」
海にはまだ入れない翔ちゃんの為に、パラソルを立て掛け、その横に皆の荷物を置いた
和「翔兄さん、暑くないですか?無理して付き合わなくても、別荘で休んでても良いんですよ?」
翔「大丈夫だよ、ここ結構風が通って涼しいし、俺1人で別荘に居てもつまんないしな」
和「なら、私も一緒に付き合いますよ?」
翔「大丈夫だって。俺の事よりあっちは良いのか?和也」
和「はい?」
翔ちゃんに言われ指差す方を見ると
「ねーねー1人?」
「私達と一緒に泳がない?」
潤「いや…家族と一緒なんで…」
潤がナンパされていた…
和「…ちょっと行ってきます…」
そう言って和はカバンから(何故か持ってた)ウィッグを被り、潤の側に行った
雅「…和…女装準備してたの?」
翔「…みたいだな…」
…潤がナンパされる事見越してたのか…さすがだなー…
さくら「雅紀お兄ちゃんも泳ごうよ!」
翔「行ってこいよ雅紀。荷物は見てるから」
雅「翔ちゃん…知らない男から声掛けられても着いて行かないでね」
翔「子供じゃあるまいし誰が行くかっ!変な心配してないでとっとと行ってこい!」
…いや…そっちの心配じゃないんだけど…