• テキストサイズ

【ALL】手(気象系)

第6章 同じ顔。…違う顔?(O)



相「…やっぱ違う人だったんじゃないのぉ?」
大「ううん、彼女。遥ちゃん」
松「言い切ったね、ついに」
ニ「あんま憶えてないくせに」
大「だって!」
松「なに?」

だって。

…ギュッて、されたの。手を。一瞬だけど。あんなの、初対面だったらしないでしょ。

大「…何でもない」
二「ナンだよっ!」

あれってさ、“わかってる”ってことでしょ。俺のこと。『黙って合わせて!』みたいな。で、よくあるじゃん?あとで『ゴメン、さっきのは―…』とか、フォローの電話がきたり…

あ。

俺、彼女のアドレスとか、何も知らねぇや。



……ま、いっか。


/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp