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【ALL】手(気象系)

第4章 楽しかったからいいんだよ!(A)



相「ね。リーダーは誰がよかった?」
大「え?」
相「ほら。合コンの時。ちょうど四対四だったじゃん」
大「あー…」


そう。偶然にも彼女らは四人組で。ホントは仲良し五人組で、その一人が結婚したらしい。さすがに新婦は親戚づきあいとかあって抜けられなくて、四人だけでの三次会…だったかな。

結構にぎやかだったから、隣にいた俺らもノリノリで声だけ勝手に参加しちゃったりして…。まあ、ちょっと酔ってたしね?

で、そのうちホントに参加しちゃったの。俺がトイレ戻って来た時に部屋間違えて入ったのがきっかけなんだけど。

いや、ホントに間違えたんだよ?本気で!『おまえわざとだろ』って、マツジュンとニノからすげー突っ込まれたけど、ホントにわざとじゃないから。誓って!本っっっ気で間違えたの!!


大「あんまよく憶えてないんだよなぁ…」
相「リーダーはそんな飲んでなかったじゃん」
大「みんな可愛かったんじゃない?たぶん」
相「てきと~~(笑)」
大「だって、結婚式とかってさ。みんな同じようなカッコしてない?女の人って」
相「そう?女の子って結構いろいろじゃない?カラフルだし」
大「そうなんだけど…。なんていうか…。“着飾ってます!”って感じがね、おんなじに見える」

笑っちゃった。確かにそれはあるかもね。メカシ度合いが同じってことだよね、きっと。

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