第13章 午後の戯れ【S×M】
事を済ませ、
すっかり落ち着いた俺たちは、
50インチの大きな画面で、
自分たちの真昼の情事を鑑賞している。
悪趣味の潤が、
定点カメラで撮影してたんだ。
俺の胸に凭れながら、潤が言う。
「ねえ~…これ、わざとカメラの方に、
俺のお尻向けたでしょ?」
「あっ、分かった~?」
「分かるに決まってんじゃん!スケベ//」
「嫌い~?」
「…好き♡スケベな翔くんが、好…」
言い終わる前に、俺は潤の唇を塞いだ。
まだまだ、時間はたっぷりある…
──scene2の幕が上がる──
【 end 】