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いつも眠いのはキミのせい。

第7章 本入部。


リコ「フッフッフ。待っていたぞ!」


火神「・・・・・アホなのか?」


黒子「決闘?」


あ、大我とテツ君だ。おはようって言わなきゃ!


火神「つーか忘れてたけど・・・・月曜ってあと5分で朝礼じゃねーか!とっとと入部届け受け取れよ」


おはようって・・・・言えない。・・・入部届け?


リコ「その前に一つ言っとくことがあるわ。去年、主将に監督を頼まれた時約束したの。全国目指してガチでバスケをやること!もし覚悟がなければ同好会もあるからそっちへどうぞ!!!」



リコちゃん・・・・・。
そっか、そうだよね。皆真剣にバスケやってるんだもんね。
私と違って、バスケが大好きで頑張って日本一目指そうとしてるんだよね。


火神「「1-B 5番! 火神大我!! キセキの世代を倒して日本一になる!」」


大我は屋上の手すりに飛び乗り、大きな声で叫んだ。下には朝礼のために全校生徒が集まってる。


・・・・・・キセキの世代??・・・・・
わかんないけど、大我の真剣な思いが十分なほど伝わってきた。


黒子「すいません僕声張るの苦手なんで拡声器使ってもいいですか?」


テツ君もここから言うんだ。
私、ドキドキしてる。

さっき大我が叫んでから、ドキドキしてる。


『コラーーーーー!!!!またかバスケ部!!』



リコ「あら今年は早い?!」



私たちはこの後先生からこっぴどく怒られた。


テツ君のも聞きたかったな。残念。


結局この日、自分からおはようは言えなかった。
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