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短編集/鬼の木漏れ日

第7章 裏/次、いっちまうか?


「鬼龍殿、相談がある」
「なんだよ。神崎」
「……やや子はどうしたら出来るだろうか?」

夢ノ咲を卒業してから、色々あって紅月を再結成して、結婚して父親しながらアイドルと衣装の仕事をして生活していた。
今日も紅月の仕事を終えて、3人で車で帰っている時、助手席の神崎からの相談に運転中の俺も、後部座席で予定確認をしていた蓮巳も思わず吹き出した。

「い、いきなり何を言うか! 神崎!」
「ガキは授かりもんだからな。やることしてりゃ出来るぞ? 焦って作れるもんでもないしな」
「であるか…」
「そもそも何故そんな事を聞く? まさか家の者に急かされてるのか?」
「否、両親も鬼龍殿と同じように授かりもの故、焦らずとも良いと言ってくれてるのだが、嫁が気にしててな…」

神崎の実家はでかい。だが、神崎の嫁さんは俺と同じ一般庶民だからもしかしたら家のことで色々考えちまってるのかもしれねぇな…たしか在宅の仕事してるって聞いてる。
こういうのって、互いの気持ちが大事だしな。

「ちなみに聞くが、セックスはどんくらいしてんだ?」
「……月に、一度」
「………足りるか?」
「足りない」
「おい、貴様ら…」
「蓮巳は?」
「…俺への当てつけか?新婚旅行から仕事が多忙で、嫁も多忙な俺への当てつけか?」
「……」
「……」

蓮巳の嫁さんは結婚してからも仕事をしている。俺たち紅月のマネージャーだ。最近は事前の打ち合わせとか色々行ってて、別行動もしている。今日も他の仕事の打ち合わせで別行動だ。
まさか新婚旅行以降そんな状態になっていたのは予想外だった。

「その、なんだ、頑張れ」
「おい」
「そういう鬼龍殿はどうなのだ? 2人もやや子もいるから大変ではないか?」
「うちか? うちは週2が基本だが、その気になってやっちまう時もあるから最大で週4か?」
「……」
「……」
「なんだよ?」
「それは、嫁の身体はもつのか? だいぶ小柄だろ?」
「週4だから1回で終わるし、無理にはなってねぇよ。ちびたち預けてるときはもっとだが…」
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