第6章 HRのお時間
銀「好きな人が…?」
問わないで…
言えないから…
「…っ」
銀「ふぅ…好きなだけ泣け」 ギュッ
!?
銀子先生の胸に頭を押し付けられるような形で抱き締められた。
やめてよ…!
余計に辛いじゃん…!
「せんせっ…やめてください…っ」
銀「俺…女になった今な、どっちもイケるタチなのよ」
…。
銀「俺…男だったとき、お前が気になってた
。」
銀「でもお前、レズだったらしいな」
…っ
「せんせぇっ…せんせっ…!」
銀「ん?」
「私っ先生のこと好きでした…っ」
先生はフッと笑うと「俺も」と言って抱き締める力を強めた。