第3章 episode 0
浦「今回多発している地域は宮城県の仙台付近に多発。失踪も仙台の方で。 虚が出現した時に霊圧が観測されてるのでこの二つの事件は関連すると考えて問題ないっス。その後死神が消える..っていう感じっス。」
浦原さんが出したマップを見ると近くに高校がある。
烏野高校...不思議な名前。
浦原商店からだと少し遠い、かも。
浦「このままだと一般の人に被害が及ばないとも言いきれません。なので光さんには...」
?「明日から高校に通ってもらうことになるのぅ。」
黒く長い髪。
健康的な小麦色の肌。
聞きなれた声。
あぁ、私のだいすきな...
『夜一さん、おかえりなさい!!』
夜「おう、今帰った。喜助、わしの方の仕事は終わったぞ。 光、飯を頼む。 お主に話すこともあるしのぅ。」
『はい、夜一さん。直ぐに準備します!』
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『それで夜一さん、何故私が高校に...?』
夜「ここからはちと距離がある。 いちいちここから行くよりは発生場所に近い方がよかろう。じゃから光にはしばらく高校に通いながら情報収集して貰う。それと一人で住める様に部屋も手配してきた。...しばらく寂しい思いをするかもしれぬが、頼む。」
夜一さんは少し寂しそうに言った。
しばらく一人暮らしかぁ。
夜「案ずるな。たまに様子見程度にそちらに行こう。だからそのよ様な悲しそうな顔をするでない。」
ぽん、と頭の上に手を乗せるとそのまま優しく撫でてくれた。
気持ちいいなぁ。