第110章 色香を隠していても… 1

　桜が終り、GWも終り、咲き誇っこっていたツツジも散り始めた五月下旬

　翔「何して遊ぶ？」

　和也.智.雅紀.潤「『夜か昼かじぞサマかテッポウか石か？』」

　翔「またぁ（笑）？　好きだねぇ（笑）」


『夜か昼かじぞサマかテッポウか石か？』

　が何かって？　


　あ、オレ二宮和也。小３

　6月17日に9さいになるの

　オレより2つ上、小5の

　大野智。サトくん

　家がトナリの、幼ななじみ

　と

　相葉雅紀。マァくんと、松本潤。ジュンくん

　二人は従兄弟同士なんだ

　そして

　櫻井翔

　ショウちゃん……

　1月25日生まれの10さい。小学5年生

　幼ななじみ……

　オレたち、幼ななじみのリーダー


　顔だちから言ったらね、女の子みたいに可愛いの

　色白だし、背だってあんまり大きいとは言えない

　けど……

　オーラがハンパないの

　強いリーダーシップで、オレたちをまとめてくれて

　２年まえに、オレのウチのトナリに引っこしてきたの

　あ、ついで……

　翔『カズ？　なんでも先を見通せて、皮肉屋なのが、良いところだけどね？　チョット言い方気をつけないと、ね？』

　じゃなくて…… ちなみ？　に…… ショウちゃん、頭もいいから、いろいろ教えてくれるんだけど、

『ちなみ』にもそう

　きっと難しい本を、いつも読んでるからだろうね

　物知りなんだ

　サトくんは、色が白くて小さくて、一見ボーッとしているように見えるけど、運動神経もいいし、絵がうまいんだ。子犬？　顔は可愛いかな？