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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第108章 花(華)の屋敷 番外編 3


 食事処 花屋敷 呉服屋 花屋敷

 マサキ「私にも声を掛けて頂いて、本当にありがとうございます」

 ジュン「俺もマサキさんと、食事処花屋敷を。ご期待に添えるよう頑張りますから」

 サトシ「ジュンあまり、力を入れず肩の力を抜いて。それがお前の良い所であるがあまり暴走せぬようにな。それはマサキ様にも言えることだが…… ね(笑)」

 カズ「私が家業を継ぐと申したら、カズ殿の夢はいっぱしの物書きになる事ではないのか? と…… サトシ殿が。実は絵をお書きになるのが趣味だとかで、着物の柄や諸々を、作成して下さるそうだ」

 サトシ「私は裏方で。カズ殿は 本業の合間を縫って呉服屋を手伝って頂いて、表の売り場の番頭は伊織殿に。そして着物の織り方として、花屋敷の娘達を。この話をした所、カズ殿のの母上も、ショウの母上のショウナさん、更に花屋敷から巣だって行かれた方々も是非、手伝いたいと声をあげてくださったのだ」

 マサキ「凄いですね。楽しみだ」

 ジュン「ショウさんは?」

 ショウ「私は、二つの花屋敷の統括の役割を。花屋敷で縫い物教えて頂いたから得意なのだ。織り方も出来れば、表で伊織殿の手伝いも。食事処の手伝いもするぞ」

 カズ.サトシ.ジュン.マサキ「あまり無理をせぬ(しない).(なさらない)様に!」


 ショウ「なんだ…… 皆して…… けど、耕太さんと、さわさん再会して幸せそうだな。良かった……

 サトシ「親の色恋沙汰、もっとザワツクかと思ったのだが、この年になると、良かった。という気持ちの方が勝ったな。太郎さんは…… 許して下さるだろうか?」

 カズ「母上の幸せが、父上の幸せという様な方でしたから、喜ばれていると思います。今迄、店や祖母の為…… 私の為の人生でしたから幸せになって欲しい……」

 ショウ「幸せになれるさ。話を聞いて、実際にもお逢いして耕太さん、さわさん、太郎さんも、御自分の事より、相手の幸せを願う方だと思うから……」

 ジュン「本当に良かったですね」

 マサキ「皆が、幸せになれます様に……」




 こうして花屋敷は……

 新しく生まれ変わったのだった



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