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蝶よ花よ〈甘い蜜に誘われて〉(気象系.信号トリオ.BL )

第104章 花(華)の屋敷 恋人達編 2


 数日前

 カズ『ショウナさんの留守を狙って…… と話をして下さったのです。ショウナさんはご自分には落ち度がないのに、後悔していると涙されて、お可哀想に……』

 サトシ『実はショウを手込めに…… とても言えぬ。忘れているなら、少し事実を曲げて話そう…… 生涯思い出さないでくれと願うばかりだ…… 』

 カズ『そうですね。本当に卑劣な男だっ。生涯賃金の払われる事無い重労働を課せられたとか……』

 サトシ『本当卑劣な男だ…… ショウは花屋敷に来た時大人が怖くて、おどおどした様子だったと。そこで父は今の話し方、踊り、茶道、花道、道徳、立ち居振る舞いなど身に付けさせたんたそうだ』

 カズ『ショウ様は、凛とした佇まいを身に付ける事で心を守り頑張って来られたのですね……』

 サトシ「トビカゲも卑劣…… 私の話に同意したのだ。話をする。芸の鑑賞が重。もしこの花屋敷の取り組みを良しとしたら…… 何より春を売る事は基本してはおらぬ。と伝えそれでも良いと…… それなのに……」

 生涯タダ働き…… 普通に生きてたら生涯遊んでた筈の者には一番辛い刑やも知れぬ……












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